院長です。今では大人も当たり前に矯正治療を受けています。従来から、矯正治療は小児時期に行うものだということを刷り込まれているように思います。
1980年代に私が大学病院の矯正科で診療を行っていた時に、すでに成人の方が3割くらいは治療に来ていました。
当時は、矯正歯科開業医では、成人矯正治療は一般的ではなくて、虫歯の治療や歯周病の治療も必要になったら行わないとならないということから、大学病院へ紹介していたので、大学病院の矯正科では、1980年代半ばから成人の方が来院されていたのではないかと考えます。
本当に今では矯正治療はどの年代でも出来るというイメージがあり、とても良かったと個人的に感じています。