院長です。5月にインプラント体を埋入して、歯が入って安定したので、定期検診になった患者さんとの記念撮影をしました。

左下奥歯が割れたいたので、抜歯が必要な状態でした。抜いても抜いたままの状態にしておくと、周囲の歯に悪影響が及びます。咬む力のバランスが左右で変わってくるので、1歯がなくてもその無い側の負担能力は下がりますので、周囲の歯には抜く前の状態に比べてかなり大きな負担がかかってきます。負担増は、歯の寿命を縮めますので、1歯の欠損が次々と周囲の歯を悪くしていくことにつながります。歯のドミノ現象です。

ですから、歯の無いところはしっかり歯を入れましょうと先生から言われると思うのですが、歯科医学的に考えて大切なことなのです。ですから、この患者さんとは、一番奥歯ですが、抜いた直後にインプラントを入れて歯を回復することになったのです。歯を抜いてから歯が入るまでの5カ月くらいかかりましたが、無事にインプラント治療が終わって、おめでとうございます。DSC00289low